3日目 市長講和
3日目は、市長の講話。
市長が考える天草市の課題、その課題を克服するための施策、市長としてのミッション、地元では当たり前で気づけない天草市の魅力、その引き出し方と周知展開、こどもの頃から天草市の魅力を知るための「体験学習の島づくり事業」など未来につながる教育政策の重要性などを、情熱いっぱいにお話しいただきました。
地方創生実現のため、「市民が天草に自信と希望を持てる」ように、人と人がつながることで生まれる力でのまちづくり「つながるチカラでまちづくり」を、一丸となって取り組みたいとの熱い思いが、受講生みなさまに伝わったことだと思います!
休憩中には、市長と楽しく雑談する光景も!
市長に、講話や市の施策、地域課題を深堀りするための質問や、自分の想いを伝える時間をたっぷり30分とりました!市長に直接質問できる機会は滅多にないため、貴重な時間になりました。
この質問から新たな市の施策が誕生するかもしれません!
今回は席順をくじ引きで決定!無作為に同席になった受講生同士で、対話を深め、新たな気づきを得ることができるのがスクールの良いところです♪
対話を深めた後は、その内容を共有します。
自分だけでなく、グループではどんな話が出て、その話が対話を深める中ででどう発展し、どう思ったか、それを自分の言葉にして会場中に伝えます!
最後に、熊本大学 副学長の金岡教授より本日の講義の講評をいただきました。
「高校進学で子どもが出ていく前に天草の魅力を知って欲しい」という受講生の言葉に対し、小中学校から手を打とうとしている。子どもが出ていく問題の根底は、大人が天草はダメだから出て行きなさいと言うこと。この意識を変えていきたい。
まずは、大人が、自分が「かっこうよくなろうぜ!」をこのスクールで目指している。自分が格好良いと思えないと、子どもたちに地域を継いでいけない。地元に仕事が無いのなら、子どもの人数だけ仕事を創れば良い。
次回の講義テーマは「なぜ、人口が減ってしまうのか」。このメカニズムに気づいて欲しい。
4日目の講義は「人口減少」がテーマ。そのメカニズムや歯止めしようとしている地域・企業や、各地の先進事例紹介です。